インフラエンジニア初心者が取得するべき資格〜まずはこれから始めよう〜

インフラエンジニア

はじめに

インフラエンジニアを目指すために、まず何から始めたらいいの?
インフラエンジニアに必要なスキルとして何を勉強したらいいの?

そんなお悩みをお持ちの方、必見です!
本記事は現役インフラエンジニアとして、おすすめする資格をご紹介いたします。

未経験でインフラエンジニアとして転職されキャリアをスタートされた方、
これからインフラエンジニアを目指して勉強を進めていきたい方に向けて
初心者として必要なスキルのご参考になれば幸いです。

結論

・初心者・未経験者に資格取得をおすすめする理由
 ・資格取得は基本的な技術を幅広くカバーできる
 ・資格は自分の理解している範囲の証明となる

・初心者・未経験者におすすめする資格4選
 ・ITパスポート
 ・基本情報処理技術者
 ・LPIC
 ・AWS認定クラウドプラクティショナー

初心者・未経験者に資格取得をおすすめする理由

初心者・未経験者の方に、おすすめしたいのは資格取得を最終目標にして勉強を進めていく方法です。理由は2点あります。

1. 基本的な技術を幅広くカバーできる

1点目は、資格は基本的な技術を幅広くカバーできる点です。

初心者・未経験者の方は、まず全体像を掴むことが大切です。

インフラエンジニアは、システムのインフラ部分をメインで担当する業務ですが、実際にアプリ側とやり取りする機会も多いです。円滑なコミュニケーションを進めていくためにも幅広い知識が必要となります。

また、技術は単体で存在するわけではなく、いろんな技術が繋がってシステムが作成されています。
それを理解するためにも、システム開発という一連の流れや技術の全体像を広く浅く把握し、その後、各分野への理解を深めていくアプローチが効率的と考えています。

資格の中には、IT技術者として必要な基礎知識を取得している証明書なるような資格が存在しています。このような資格を目標に勉強を進めていくことで自然と点と点がつながり、理解が進んでいきます。

2. 資格は自分の理解している範囲の証明となる

2点目は、資格は自分の理解している範囲の証明となる点です。

初心者・未経験者の方は現時点では実績が少なく、これから経験を積んでいく段階にあると思います。自分が経験していない分野も積極的に挑戦したいと考えている方も多いのではないでしょうか。

しかし、エンジニアは実績を重視する企業も多く、自身のアピールできる材料がなく、どうしても自分が実現したいキャリアに見合った経験を積めない可能性もあります。

資格は自分の技術やスキルレベルを示す免許証のような役割を担ってくれます。
実務経験がなくても、このレベルまでの知識はありますよ、というアピールをすることができます。

初心者・未経験者におすすめする資格4選

次に、実際にどのような資格を取得するべきがおすすめを紹介します。

① ITパスポート

こちらの資格については、聞いたことがある方も多いかもしれません。

IT系の基本的な知識を保持していることを証明する入門的なレベルの資格です。
この資格はエンジニアだけでなく、ITを利用していくすべて社会人を対象とした国家資格となっています。

また、本資格は次項で紹介する基本情報技術者の前段階の知識習得して利用できます。

IT知識について全くの未経験という方や自信がない方はまずは本資格の勉強からスタートしていくことをおすすめします。


② 基本情報技術者

こちらの資格は、ITエンジニアの登竜門とも言える資格です。

ITを利用したシステム開発を行うエンジニアとしての基本的な情報を有している証明する資格であり、実際にエンジニアとして従事する際にも、利用できる知識が多いです。

転職等でもこの資格を持っていると、エンジニアとしての基本的な知識はあると判断されやすく、必須スキルとして記載している企業もあります。

こちらの資格について私も取得しており、おすすめ書籍も紹介させていただきます。
コンピュータの原理から基本的な部分を図解で紹介しており、教科書的な立ち位置として利用できます。


実際の問題はIPAが提供している過去問を利用するのがおすすめです。

情報セキュリティマネジメント試験(SG)及び基本情報技術者試験(FE) 公開問題(問題冊子・解答例) | 試験情報 | IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
情報処理推進機構(IPA)の「情報セキュリティマネジメント試験(SG)及び基本情報技術者試験(FE) 公開問題(問題冊子・解答例)」に関する情報です。

ーーーーーーーーーーーーー

ここまでは、全体像を理解するためにおすすめの資格になります。
下記は少し発展的な部分で、具体的な技術の理解を深めるのにおすすめの資格です。

ーーーーーーーーーーーーー

③ LPIC

LPICはLinuxというOSの知識と技術を有している証明となる資格になります。

OSとは、Operating System(オペレーティングシステム)の略で、コンピュータ自体を動作させるための重要なソフトウェア(基本ソフトウェア)です。

パソコンを起動するとWindowsが立ち上がてデスクトップ画面が表示されると思いますが、それもOSです。OSの種類として、Windows、Linuxという名前のソフトウェアが存在しているイメージです。

インフラエンジニアとして、取り扱うOSとしてLinux、Windowsが多いのではないかと思います。

LinuxはWebアプリケーション等様々なシステム利用されるOSなので、知っていて損はない知識となります。


④ AWS認定クラウドプラクティショナー

昨今クラウドサービスの需要が高まっていく中で、クラウドの知識も必要になってきています。

クラウドサービスは、様々な種類(AWS、Azure、GCP、OCI等)が存在していますが、まずは市場シェアが高いAWSをおすすめします。

本資格は、AWS関連の資格の中でも一番基礎的な部分の知識を身につけるために最適な資格になります。サービスごとの基本的な機能を理解することができます。

問題集はPing-tがおすすめです。
豊富な問題集を完全無料で利用でき、各問題の解説も丁寧です。

Ping-t

教科書的な本をお探しの方は以下をおすすめします。


まとめ

技術範囲が広いため、最初は何から手をつければいいか悩んでしまうかもしれませんが、
一つ一つの技術を理解していくことで、点で捉えた内容が線、面になって、知識が広がっていきます。

自分で学んだ知識は将来エンジニアとしてスキルアップしていく中で、必ず役に立っていくはずです。

ぜひ、紹介させていただいた内容をご参考いただければありがたいです。

コメント

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました